自分だけのお気に入りの場所をつくる。別荘の書斎アイデア

こ都心の家では広さや音の問題等でなかなか理想的な空間をつくることができない書斎。そんな書斎も、自然豊かな場所に立つ別荘なら、理想通りの空間を実現できるかもしれません。仕事や勉強はもちろん、読書や趣味を思い切り楽しめる自分だけの場をつくってみるのはいかがでしょうか。
そこで今回は、別荘でつくる書斎のアイデアをご紹介したいと思います。
- どんな場所につくる?
一言に書斎といっても様々な間取りが考えられます。ここでは、書斎のタイプについてみていきましょう。
・個室タイプ
一部屋を書斎とすることで仕事や勉強に集中できる個室タイプの書斎。周囲を気にせず作業に没頭できる他、音の出る作業や趣味を行う場合は書斎に防音設備を設置すれば周囲に音が漏れる心配もありません。プライバシーが最も保たれるタイプの書斎です。
・半個室タイプ
完全な個室ではなく一部を壁で囲ったり空間を区切ることでプライベートな空間を確保した書斎です。音を遮ることはできませんが視線は遮ることができ、プライバシーを確保しつつも他の部屋の様子を伺うことのできるタイプの書斎となります。
・オープンタイプ
部屋の一部にデスクを設置するオープンタイプの書斎です。プライバシーの確保は難しいですが、家族の様子を見ながらや家事を行いながら等、仕事や勉強だけでなくながら作業を行うのに適しています。
このように、書斎は主に個室タイプ、半個室対応、オープンタイプに分けることができます。それでは、ここからは具体的にどんな場所に書斎をつくることができるのか見てみましょう。
・リビング、ダイニング
書斎はほしいけど、一人で部屋に籠るよりも家族の気配を感じていたい、また子供の様子を見ながら作業を行いたい、という人にはリビングやダイニングの一部にワークスペースをつくるのがおすすめです。またもともと書斎のない別荘を購入したという人でも、リビングやダイニングの一部であればリノベーションでワークスペースをつくることができます。テレビボードの延長状や角等のデッドスペースを活用することにより手軽にワークスペースをつくることができます。こういったワークスペースは、大人だけでなく子供が勉強するときにも使いやすいスペースなので、家族みんなで書斎を使いたい場合にもおすすめです。
・家事スペース
キッチンやストックルーム、ランドリールームの一部にワークスペースをつくることもできます。こういった書斎は、家事を主に行う人が家事の合間に作業をするのに便利な空間となります。キッチンカウンターの延長にワークスペースをつくったり、キッチン収納の一部をデスクにしたりするアイデアもあります。ランドリースペースにつくる場合は、仕事や勉強だけでなくアイロンがけや洗濯物をたたむのにも便利なワークスペースとなります。
・小上がり
別荘に小上がりをつくる予定のある人には、その小上がりの一部をワークスペースとすることもおすすめです。小上がりの縁にカウンターをつくり場合によっては掘りごたつにすれば、使いやすいワークスペースの完成です。書斎として使わないときはそのままごろんと寝転ぶことのできる休憩場所にも、子供の遊び場にもなります。
・寝室
眠る前にちょっとした作業を行いたい、という人には寝室の一部に書斎をつくるのもおすすめです。家族の眠りを妨げてしまうのでは、と気になる人は間仕切りをつくると良いでしょう。お洒落なガラス戸をつくるのも良いですし、簡易的にブラインド等で仕切ったり棚を間仕切りとして置くのも良いでしょう。またロフトをつくりベッドスペースとワークスペースを分ける方法もあります。
・ロフト、スキップフロア
ロフトが家にある場合は、その高さの違いを生かし半個室のワークスペースをつくるのもおすすめです。高い位置から家族の動向を見守りながら作業を行うことができます。同様に、スキップフロアや階段下・踊り場といった場所も半個室的なワークスペースづくりに向いているといえます。デッドスペースの有効活用にもなるので、十分な広さの部屋が確保できないときにはぜひ一度検討してみましょう。
- 快適にするために考えるべきこと
書斎をつくる場合、検討すべきは広さや場所についてだけではありません。使用目的によって様々な設備を用意する必要があります。職場と同様の作業環境が必要な場合はセキュリティ対策もしっかり行いましょう。通信機器の暗号化や誰でも簡単に資料を見られないためにも施錠の設備を検討すると良いでしょう。同様に防音性が必要な場合は防音設備の設置を検討しましょう。またコンセント等の電源設備は今やリモートワークには欠かせないものです。後からもっと取り付けておけばよかった、とならないように多めに設置しておくと安心です。そして、空調設備も重要なポイントです。書斎に限りませんが、別荘地も場所によって夏や冬に過酷な環境となる場合があります。そんなときでも効率良く作業できるように、エアコンだけでなく複層ガラス等の気密性を高める設備を検討しておくと良いでしょう。ワークスペースがロフトや踊り場のような居室以外の場所になる場合でも、サーキュレーターを設置する等事前に対策を検討しておくと良いでしょう。
いかがでしたか?以上、今回は別荘につくる書斎アイデアについてご紹介しました。
弊社では、千葉・房総で田舎暮らしやスローライフを実現できる古民家物件や別荘・リゾート物件を、数多くご案内しています。
都心からも近く海も山もある自然豊かな土地、千葉・房総。スローライフを堪能するのに絶好の場所です。
ご興味ある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!